公式で公開されたTwitterにてソニックの愛を語るキャンペーン「ソニックの愛を叫ぶTwitterキャンペーン」。
今回はその内容について紹介したい思います。開発秘話やゲーム制作の想いなどを語っていますのでぜひご覧ください。
動画
ソニックの声
1998年に発売された「ソニックアドベンチャー」にて金丸淳一さんの声を当ててみたらソニックにぴったりだったので以降採用することになりました。
今まではあまり声があてられることがなく、あったとしても一部だけであったので取扱説明書などにあった「ソニックはどういったことをしているのか」が分かりやすくなっています。
また、英語を話すキャラを演じることが多かったためソニックも英語を話すようになり、たまに英語を挟むようになりました。特に決め台詞に多い「英語、日本語」がいい味を出しています。(A piece of cake 楽勝だぜなど)*1*2
最近では公式YouTube動画「ソニックステーションLIVE!(以下ソニステ)」にてソニックのアバターが出るようになりました。6,7年前から構想があり、ソニステが始まる前に完成したとのことです。
普段ゲームの時とアニメの時ぐらいしか聴くことができないソニックの声を他でも聴くことができるようになり、より親近感がわいてきますね!
【ソニックステーションLIVE! 30周年締めくくりスペシャル】
SonicRings(ソニック30周年お祝いコメント動画)
2021年10月に金丸さんへのお祝いコメントがあり、ソニックのヒーロー像や一番印象的な思い出などを語っています。
その中では「ソニックと一緒に走っていきたい」と話しており、ソニックが好きだからこその発言でしょう。私たちも一緒に走っていきたいですね。
印象に残っている変化・デザイン
デザイン
メガドライブ作品ではビビットな色使いなデザインで、なんでもカリフォルニアの空の色を表現しているようです。
また、ポリゴンチック(3Dを表現するための多角形)な表現も印象的で、当時、ハイエンドCG(高品質な画像生成技術)へのあこがれがあったようです。
最近ではソニック達の色が変化しているため、将来どのように色が変わっていくのか楽しみです。
360度ループ
2Dでは画面の中で素早くいっぱいに動くため、元々速かったソニックをより速くする印象を与えています。
3Dではソニックの後ろに視点があり、一緒にループを回っていきます。素早い+一体感を味わえる感じですね。
プチ情報
ソニック・ザ・ヘッジホッグ(1991)のパッケージを作った方が、ソニックカラーズアルティメットの特典にあるアートブックの装丁のデザインをしています。
思い出
豊田さん(ゲームプランナー・ストーリー担当など)
ソニックアドベンチャーを作っているときに入社し、その発表会が東京国際フォーラムで行われたときにすごい豪華で、真ん中にソニックがいるので「すごいキャラクターとこれから自分は関わることができる」と感動したようです。
星野さん(クリエイティブディレクター)
ソニックマニア作った時に合ったファン出身のクリエイター(クリスチャンホワイトヘッドさんなど)との協業を日本でやってみたいそうです。
ソニックCD(iPhone版)を作っているときに仕様を増やしており、もしなんかあった時はすぐ切り離せるようにしながらも増やそうとしている所に情熱と愛を感じますね。
また、ソニックアニメーションを手掛けたタイソンさんは、忙しい時に作っていましたが最後あたりで勝手に増やしていて、忙しいながらも情熱をもってソニックのために作っている所に愛を感じます。
英語
普段教科書では使われないような英語もたまにあり、例えばソニックアドベンチャー2などで使われる「Awesome」があります。そういったものを調べてみたりするとモチベーションがあがるかもしれませんね。
ちなみにAwesomeは「素晴らしい、最高」といった意味です。
ソニックも英語を話しているのでそちらも調べてみると意味が分かって面白いかもしれません。決め台詞の時は「英語、同じ意味の日本語」と話すので意味はすぐに分かります。
メタルソニック
作り手の星野さんは入社1,2年の時にデザインをしており、「ソニックのライバルのキャラクター」「姿もそっくり」という話をしながらスケッチをして3日で作ったようです。
それが今現在でも変わらずに活躍しているのは良いですね。
ソニックアドベンチャーの応援
ソニックアドベンチャーにて東京国際フォーラムに来てくれたファンの声援がゲームに収録されています。
せがた三四郎さんが音頭を取って「行くぞ! ソーニック! ソーニック!」と声援していたようです。
その声はラスボス戦前のムービーで聴くことができるので「意識して聞いてなかった」という場合はぜひ聞いてみてください。
最後に
開発の裏話やプチ情報など知らないことを教えてくれて楽しかったですね!またやるようですのでその際はまた紹介していきたいと思います。
今回はここまでです。お疲れさまでした。